環境への取り組み

東拓工業は、全ての工場で購入する電力の
100%を実質再生可能エネルギーに切り替えました。

NAGASEグループは、気候変動への対応をマテリアリティ（重要課題）と認識し、「社会・環境課題の解決とグローバリゼーション」を掲げており、2025年に2013年比37%のCO2排出量を削減、2050年までにGHG排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラルの達成を掲げています。

東拓工業はその一環として、全ての工場で購入する電力を再生可能エネルギー由来にするべく、計画を進めてまいりましたが、この度、2023年7月の沖縄工場をもって全て切り替えが完了しました。これにより全工場の購入電力由来のGHG排出量はゼロとなります。

なお、工場の安定稼働の見地から、主幹工場である関西りんくう工場では、受電とコージェネレーション発電を併用しています。コージェネレーションは大規模集中型の発電に比べ発電ロス・送電ロスが大幅に少なく、節電対策、省エネルギーが特徴の発電方法です。分散型電源としても地元の大阪府田尻町と防災協定を結び、災害時のブラックアウト対策として地域貢献しています。

４拠点ある工場全体の電力は、再生可能エネルギー由来が86％、コージェネレーション発電由来が14％になります。^※　
中でも、風力発電・太陽光発電などの再生可能エネルギー施設の電気配管にご利用頂くFEP（TACレックス、難燃TACレックス）、角型FEP（角型TACレックス）の購入電力は全て再生可能エネルギー由来です。
※再エネ切り替え前の購入実績に基づく予想値

東拓工業は、今後も環境に配慮した製造プロセスを進め、温室効果ガス排出削減と再生可能エネルギーの拡大にも貢献してまいります。

東拓工業は環境に対する継続的な改善に
積極的に取り組んでおります。

東拓工業は、環境配慮型製品の開発をはじめ、製品ライフサイクル全体から発生する環境負荷の削減に努めることにより、環境先進企業と広く認識されることを目指しております。
また、当社の環境方針に基づき、環境保全と汚染予防の観点から、環境負荷物質を含まない材料の使用を推進しています。これらの活動の一環として、改正RoHS指令（RoHS2）への対応を完了しました。（金具等の部品については別途お問い合わせください）
東拓工業はつねに環境に配慮した製品を提供することに努めています。これからも環境に配慮した技術、材料及び製品の開発等、自然や環境にやさしい企業を目指していきます。