東拓の挑戦 CHALLENGE

一本のホースが世に出るまで

多様なニーズからマーケットを開拓していく営業、日々の研究、終わりのない試行錯誤から新製品のシーズを生み出す開発、ニーズとシーズから生まれた技術を製品という形にする製造。
それぞれが機能し、連携することで支えられている東拓工業のモノづくり。
一本のホースが世の中に出るまでに、数多くの挑戦ストーリーがあります。

01営業 SIDE STORY

常識に挑み、新しいマーケットを作り出す。

まだ誰も見つけていないニーズを見つける。

すでに顕在化したニーズと、まだ具体的になっていない潜在的なニーズ。ビジネスチャンスとして大きいのは間違いなく後者です。まだ誰も目をつけていない新たな可能性をいち早くキャッチし、他社が追随できないスピードや開発力で「TOTAKU」ブランドの新製品を売り込んでいくことで、より大きなマーケットを開拓していく力につながります。日々の営業活動で開発と一丸となってニーズを製品に反映させるほか、事業部会と呼ばれる四半期に一度の会議では全国から営業が集まり、日々の取り組みを共有するとともに、開発部門からの意見も交え、新たな事業の可能性を探ります。

TOPICS

「当たり前」を疑うことから生まれた特許製品。

従来、丸形が当たり前だった電線の保護管を四角に変えたのが、角型TACレックス。角型にすることで電線埋設時の掘削面積を大幅に減らし、現場作業の労力軽減、さらには工事費用の削減まで実現した、東拓工業を代表する製品の1つです。誰も疑わなかった「当たり前」を疑うことで、業界の常識を変えました。

02技術 SIDE STORY

困難な条件にこそ、東拓工業が挑む意味がある。

材料から研究が始まる。

開発部門では、誰もが新製品開発に挑戦できる機会があります。設計・製造・評価という分業だけではなく、自分が担当した製品は、設計から量産化まで全工程を手掛けられます。もちろん、最初は地道な知識の積み重ねから始まります。しかし、ある程度経験を積み、社内で信頼される存在になれば、若手であっても手を挙げればチャンスが与えられます。この環境の中から数多くの新技術・新製品が生まれてきました。また、毎週行われる開発会議ではチームや課の枠を超えて、それぞれの取り組んでいる開発テーマについて意見が交わされ、それぞれの知恵が合わさってプロジェクトが大きく前進していきます。

03製造 SIDE STORY

終わりなき創意工夫が、品質を支えている。

少数精鋭の中で自らを鍛える。

製造の仕事には手作業による部分が多く残されています。自動化が進む工場ですが、品質を決定づける重要な工程はすべて人の手によって行われています。特に樹脂製品は、同じ原料、同じ設備を使っても、品質にバラツキが出てしまうもの。だからこそ、常に一定の品質を保つには、製造担当者の経験と技術が重要になるのです。製造の仕事は、決してルーティンワークだけではありません。同じ作業に見えても、その中には少しずつ小さな改善があり、その積み重ねがとても重要です。現状維持に満足せず、変化を受け入れてこそ企業も人も成長するのです。

INSIDE STORY それぞれの製品の裏に、一人ひとりの挑戦がある。

技術本部 開発部 開発2課 多田壮宏 Masahiro Tada
消防車の散水ホースなど厳しい条件下での使用にも耐える品質。
私たちが作る製品は、時として非常に過酷な条件下で使用されます。例えば、消防車の散水用ホースに使われる場合です。「継手」という金属部品を使ってホースとホースをつなぎますが、開発段階では想定しなかった締め付けがかかり破損する不具合が発生しました。素材と製品価格はそのままに、高圧にも耐えられるよう改善することが、私に与えられた課題。許された解決策は、形状の工夫しかありませんでした。何十枚も図面を描き、試作と評価を数えきれないほど繰り返した結果、要求を満たせた時は本当に嬉しかったです。妥協なく取り組んだおかげで、圧倒的な品質を実現できました。
技術本部 開発部 開発1課 山本耕平 Kohei Yamamoto
国境を越えて実現した
東拓工業のモノづくり。
中国の蘇州工場で製造部門の責任者を任されていた時、ある大手家電メーカーの強い要望を受け、家庭用掃除機ホースの製造が決定しました。それは特注のホースであったため、生産ラインを一新する必要がありました。海外という環境で、設備の導入から現地スタッフの指導、原料の調達まで、一筋縄ではいかないことばかり。しかし、どれか一つが欠けても生産はスタートできません。同時進行での調整には大きな苦労を重ねましたが、なんとか納期に間に合う日程で生産ラインを立ち上げることができました。独自の高機能製品を、家電製品という生活に身近な役割で送り出すことができたのは大きな達成感でした。
技術本部 技術部 技術1課 宇賀寛文 Hirofumi Uga
食品業界の常識を覆し、
不可能を可能に変えた製品。
高温の液体を扱う食品工場では耐熱性に優れたシリコンホースの使用が一般的で、長らく樹脂ホースは採用されていませんでした。このマーケットを開拓するような新製品の開発、というのが営業の新たに掴んできたニーズでした。課題は、樹脂ホースと金具を固定するパーツ部分。高温の影響で柔らかくなる樹脂の変形を抑えつつ、圧力にも耐えられる固定パーツの設計は極めて難題です。しかし、あらゆる角度から検証した結果、素材を工夫することで、100度でも連続使用できる樹脂ホースを開発できました。創意工夫によってニーズに応え、その結果が大きなマーケットの創出につながった実例です。
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